今日は大雪、先日の小雪からおおよそ２週間。冬至まであと、おおよそ２週間といったころです。
平野でも雪が積もるころで、動物たちが冬眠を始めるころでもあるそうです。寒いはずです。
この寒さの中、ふと、４月、５月に我が家の軒先で巣を営んでいた、燕の２家族は今頃どうしているんだろうか、と思いました。
何かの縁で、暫く、雛鳥の成長を見守ったので、全ての雛鳥と親鳥が無事でいてほしいと思います。
当然、南の国に飛んでいっていると思いますが、みんな元気でやっているんでしょうか。
残念ながら、１羽だけ、孵ることができなかったのが心残りでした。
燕の南行の話題となると、オスカー・ワイルドの「幸福な王子」を思い出します。
急逝した美しく着飾った王子の像の願いに協力し、南の国に行きそびれ、亡くなってしまった燕の話が頭に浮かびます。
童話の原作の多くは、残酷な結末を迎えるものです。
このお話も例外ではありませんが、最後には、天国に行けるので、救われる部分もあります。
南の国に行けない燕の悲劇には、つらいものがあります。
無事、南の国に行き、戻ってきたらまた、そのうちの１羽か２羽、我が家の軒下に営巣してくれるんでしょうか。
先日も書きましたが、巣はかなり傷んでいるので、補修が必要なのですが。
むく夢空