正月事始め

本日は、正月事始めの日と言われ、28日までに正月準備をします。

正月の準備を始める日だそうです。随分早くから準備に入るものです。

昔、江戸城のすす払いをした日であるとか、正月用の門松や牧を準備するために山に入った日(松迎え)であるとかなどを根拠に言われているようです。

この日を境に、大掃除など、それまでの諸々の行事の準備や実施があるのでしょう。

さて、年賀状の準備はもうはじめられましたか? 私はまだ文案も図案も用意できていません。掃除もまだまだ先です。

29日は、”ふく”とも読み、福の日だそうです。そのため、おせち料理の準備を始める方も多いようです。

一方で、12月29日は、年内最後の9が付く日です。そのため、最後の9→9末→苦待つ、につながるそうで、餅つきやしめ縄飾りには適さない日とされています。

そのため、しめ縄は 末広がりの八 の日に飾るのだそうです。12月28日です。正月事始めの最終日と一致します。

ただ、その日できなければ、29日を避け、30日に飾ることになります。

一夜飾りは、嫌いますから、この日までに、しめ縄を飾る予定の方は、飾ります。

歳神様は、ご多用なので、最終日に飾っても気づかず、通り過ぎてしまうからだとか・・・

伝統的な行事には、いろいろな由来や言い伝え、縁起担ぎなどもありそうですが、果たして次世代に伝わっていくのでしょうか。

おせち料理の由来などはよく知られていますが・・・

宗教的な意味合いも少なからず含みますので、関係のない方もおみえになるかもしれませんが。

むく夢空