モノからコトへ

今日は、時折強い雨が降る1日でした。また、雷鳴や稲光も発生し、まさに梅雨末期の様相です。

しばらく雨量、気温、日照など、まだ気にかかることは、続きそうです。

さて、近年、注目の観光に関するキーワードの一つに、「モノ消費からコト消費へ」というものがあります。

観光目的を、いわゆる爆買いといったような、モノに重きをおくことから、基本的に、日本やその現地でしか味わえない、本物の体験や経験などをとおして、自身の精神的・内面的な満足度を高めるコトに、重きをおこうというものです。

一方、最近の教育の方向性も、この傾向にあるように感じます。

今までの、ひたすら多くのコトを暗記して、その暗記量の多さに重きをおいてきたような考え方から、近年進められている、「総合的な学習の時間」や「課題解決学習」に見られるように、持ち合わせている素材を基に、課題の発見や、そのより良い解決策を探究するコトで、多様な社会に適応できる能力を身に付けさせよう、という考え方へ変化し向かっているようです。

そういった意味で、おもちゃ屋も、モノの充実も必要ですが、コトの部分を取り入れていく方向性に向かうんでしょうね。

むく夢空でも積極的に、いろいろ観点からのコトを取り入れられればと、思っています。

むく夢空