暖冬で、将来のことを心配している間に、海外では、大変なことになっているようです。
人口が1,100万人を超える大都市やその周辺の都市が、交通閉鎖になっています。
かつてのSF映画で、宇宙からの未知の細菌に侵入され、町全体が封鎖されるというような映画が幾つかありました。
まさに、それに近い状況なのでしょうか?
私が小さい頃や若い頃には、近未来を扱ったSF映画や漫画が結構あったように思います。
代表的なの作品には、2003年を舞台とした手塚治虫さんの『鉄腕アトム』、イギリスのSFドラマ『謎の円盤UFO』は、1980年以降を舞台にしています。
また、映画では、スタンリー・キューブリック監督の『2001年・宇宙の旅』などがありますが、いずれも既に、舞台となっている時代は過ぎています。
現代から見てみると、実現していることや先に進んでいることも、また、逆にまだまだ現実から程遠いものももちろんあります。
ただ、まだまだ物語の中の未来のことと思っていたことが、現実になっていることが多くあります。
筒井康隆さんの短編小説『にぎやかな未来』や、イギリスの作家ジョージ=オーウェルさんの『1984年』で表現されている世界や社会に、いつの間にか、知らず知らずのうちに、近づきつつあるような気がしています。
小説やSFでの架空・空想・非現実の世界が、私たちにとって、夢や希望のある未来であれば大いに期待したいものですが、良くないもの・害のあるものは、実現化していかないようにしでもらいたいものです。
むく夢空