自ら動く楽しみ

今日は、晴れましたが、明日はまた崩れてくるそうです。

今度は、沖合を通過する台風21号の影響だとか。

ところで、最近は体験を重視する方向に、世の中が動いているようです。

海外からのお客様も、かつては買い物や有名観光地の見学が多かったと記憶しています。

最近は、農村体験や料理(和食や寿司、和菓子)体験、着物(浴衣)着付等々に人気があるそうです。

また、小さなお子さんを対象にした所謂キッザニア(職業体験)が東京モーターショーのイベントに導入されたり、来週の知多市産業まつりでは職業体験チッタニアが開催されることになっています。

これ以外でも、学校内で模擬職業体験が行われたり、インターンシップ制も導入されているようです。

徳島の阿波踊りでは、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら踊らな損々・・」というフレーズが有名ですが、見ているだけではなく、実際に動くというのは楽しいことなのでしょう。

かつて、学校(園)祭に関係した方も多いと思います。

そこでよく問題になったのが、無関心で、休日や授業後の準備を何かと理由をつけて、参加しない人がいたということでした。

本番のみ、お客さんとして、ぐるぐると各ブースを回り、楽しませてもらっている人もいました。

近年、自分で考え行動する、ある意味楽しめる機会が、知らず知らずに減ってしまっている(奪われている?)ことへの無意識の反動なのでしょうか・・・

人にはそれぞれの考えがありますので、一概には言えませんが、今の時代は、せっかくの機会があるなら、楽しませてもらうのみのお客さんになるよりも、準備や運営するスタッフの方が楽しい、という考えの方が強くなりつつあるようです。

むく夢空