今日の暑さは、既に5月の暑さとは言えないような気がしました。
熱中症(の疑い)も各地で発生しています。まだ初夏のはずなのにです・・・
今朝、今年初めてトンボが飛んでいるのを見ました。やはり夏は、夏なんですね。(ちなみに、むく夢空には、年中1頭いますが)
また、今日、帰りにガソリンスタンドの寄ったら、高い屋根の下に燕の巣が3~4つありました。既に、雛が生まれていて、巣から顔を出して親鳥の帰りを待っているようでした。そして、親鳥が帰ってくると、一斉に大きな口を開け、賑やかな鳴き声で、元気に餌をねだっていました。
なかには、巣立ち直前なのか、巣から離れている雛鳥もいました。今にも下にに落ちそうでしたが、必死で周囲に掴まっていました。
この時期、時々、巣立ちの過程で、下に落ちてしまう雛鳥(燕に限らず)もいるそうです。
そこで、可哀そうになり、落ちた雛鳥を、家に連れ帰ってはだめだそうです。
親鳥は、どこかで必ず見守っているそうです。私たちが連れ帰ると、巣立ちの訓練ができず、また、親鳥が、餌を与えることもできなくなり、結果として、衰弱し、死んでしまうとか。
動物の世界における巣立ちの厳しさは、ご存知のとおりです。これもそのアクシデントの一つなのでしょう。それに、親鳥が対応している時に・・・。それに加え、人がいることで、世話ができなくなってしまうそうです。
このことは、日本野鳥の会もポスターなどで、そのままにしておくように訴えています。
人情としては助けたい想いがあっても、結果として雛鳥のためにはなっていないということなんですね。想いと実際は違うということです。
むく夢空