何に関心を持つか

8月最後の週になります。これからまた、秋雨前線の影響を受けそうです。

すっきりとした天気は、しばらく難しいようですが、暑さのせいで、活動が鈍っていた蚊が、これから活発化するとか・・・

さて、今日は、人権宣言記念日だそうです。高校の世界史や政経などの教科書で必ず出てくるフランス人権宣言(1789年)が、採択された日だそうです。

私たちがよく知っている人権宣言は、たぶん、1948年12月10日に採択された世界根人権宣言の方でしょう。現在、12月10日は世界人権デーとなっています。

ただ、フランス人権宣言は、その後の人権保障や近代憲法に大きな影響を与えたと言われています。

かつて、宝塚歌劇団が公演し、人気を博した「ベルサイユのばら」(池田理代子原作)の舞台であるフランス革命の結果生まれた宣言です。

この公演や原作をご覧になった同世代の中には、これでフランス革命の概要を学んだり、関心を持った方も多かったろうと思います。もちろん現実と架空は分けてですが。

社会人になり、家族ができ、再演があった時に、娘たちを連れ宝塚まで、観劇に行ったこともあります。

意外と、宝塚ファンは周りにも多く、また、娘たちも宝塚ファンになっています。

フランス革命、人権宣言、そしてナポレオン等々の歴史と、宝塚歌劇団は、結びついてしまいます。

どんなきっかけで、何に関心を持つか分かりません。

そんなわけで、子どもたちには、いろいろな場面に、できるだけ多く立ち会わせることが、大事なのかなと感じます。

子どもたちにとって、無駄なことは多分無いんだろう、という気がします。

むく夢空