今日は、立冬。冬の始まりです。今日から立春までが、暦の上では冬になります。
ただ、実際には、1カ月ほどのずれがあるので、気象庁の見方では、まだ秋です。
気象庁の見解では、冬は12月からになります。
そういった意味で、北海道では、真冬日になったり、積雪があるのに、この地方の平地では、やっと紅葉が始まりかけています。
また、柿のほかに、ミカンの色づきもよくなってきました。
秋深き 隣は 何をする人ぞ
芭蕉の句です。秋が深まって、これから楽しいことがいろいろあるのに・・・、病床にある芭蕉は、隣家の物音に想像をたくましくしているといったところでしょうか。
もう少し後の時期の句ですが、これから迎える秋の静かな様子が感じられます。
あと少し、(去り)ゆく秋を楽しみたいと思います。
むく夢空