京都迎賓館を紹介する番組がありました。
日本建築の匠の技を生かし、かつ海外の要人の方々へも配慮した建物とともに、調度品も技の粋を結集したものであふれていました。
漆塗りの12mに及ぶ食卓、金やプラチナの細い糸を使って装飾した舞台扉や高名な作家さんの絵画を下絵にした西陣の綴れ織りの壁画など、なかなか普段お目にかかれない作品などがいろいろあります。
また、天井には節目のない一枚板の吉野杉が各所で使用されていたり、水をふんだんに配置した庭園も見事なものでした。
東京の迎賓館が西洋風なのとは対照的です。
海外からの要人の方々を招いた行事などがなければ、一般公開もされ、見学ができるそうです。時期によりますが、夜の幻想的な様子も鑑賞できるとのことです。
京都も随分近くなってきました。機会があれば実際に見学したいと思います。
むく夢空