12月に入って、年末恒例の行事が始まり始めたようです。
たとえば、芸能の世界では、年間の総決算的なイベント番組や賞、各種ランキングなどが次々と発表されています。
また、神社・寺院関係では、新年に向けての大掃除(すす払い)など準備の様子が伝えられ始めています。
いよいよ、残すところ、あと1カ月を切ってしまったなぁー、ということが実感されます。
今まで、何十回もこの時期を迎えてきました。日本人にとっては、特別な心情を持つことが多い時期のように思います。
そして、寒さが一層、その気持ちを深めるようにも思います。たぶん、この時期の雰囲気づくりに、寒さが一役かっているのではないでしょうか。
一方で、年が明けると、暖かさを太陽がもたらし、期待や希望に満ちた感覚を感じます。
ほとんど同じ環境でも、感情のとらえ方の違いにより、寒さに目を向けるか、陽だまりに向けるかになるのでしょうか。
そんなこともあって、あくまでも、私の個人的な感想ではありますが、年末はある程度寒くないと、何か物足りない気がします。
暖かい部屋で、こたつに入って、みかんを食べるのは年末の光景で、正月は、おめかしなどをして、外に出て、陽の光を浴びて、動き回るという印象を持ってしまいます。
あくまでも、私個人の意見です。もちろん、ご異論のある方も大勢お見えのこととは思いますが。
そんなこんな感じを持ちながら、今年もまた、残りが少なくなっていきます。
むく夢空